鳴子温泉郷で湯めぐり旅
~ここは温泉デパートか~
この記事を読んでいるそこのアナタ!
きっと温泉が好きに違いない。(断定)
そうでない人も、ブラウザバックしないでぜひ
最後まで読んでくださいね!お兄さんとの約束!
はい、すいません。
どうも皆さんこんにちは!
長野大学温泉同好会・部長の小川です。
今回は、3月10~13日に掛けて決行した
「湯めぐり弾丸旅行 in 東北」のメインとなった、
「鳴子温泉郷」の湯めぐりレポです!
(もちろんコロナウィルス対策を万全に行った上で
決行しました。手洗いうがいは当たり前ですが、常時マスク+マスク殺菌剤常備+体温計測
+アルコール消毒液持参+人込みを避ける
+脱衣所最速退室RTAなどなど)
記事執筆時点(4月3日)では、既に私も温泉へ
頻繁に出掛けることは自粛しています。
流石にこうなった今、普段通りに週6で温泉なんて
行ってる場合じゃないですね。
副部長の言葉が身に染みる。
まずは、「鳴子」をご存知ない人のために...。
鳴子温泉郷は、宮城県大崎市の西部に広がる
温泉郷であり、全部で5つの温泉地の総称です。
・鳴子温泉 ・東鳴子温泉 ・川渡温泉
・鬼首温泉 ・中山平温泉
この5つの温泉地が、日本の11ある温泉の
泉質のうちなんと9種類の泉質をカバー。
これはもう温泉デパートやんけ。
ここに来たら「温泉?別に...。」沢〇エリ〇風)
と斜に構えている人もきっと沼にはまります。
そんな魅力を通り越して魔力たっぷりの
鳴子温泉郷を、温泉地ごとにレポしていきます!
(当然ながら行った場所のみのレポです。)
①鳴子温泉
~センター・オブ・ジ・鳴子~
鳴子温泉は、鳴子温泉郷の中心地となる場所で、
鳴子温泉神社や大崎市立鳴子小学校があります。
こんな温泉地で育つ小学生、めっちゃ羨ましい。
こちらが鳴子温泉街です。
(写真が少なくてごめんなさい。私は温泉地の写真が撮れない病に罹患しています)
はっきり言って、最初に鳴子温泉を訪れた時は「は?これだけ?」と思う人が多いでしょう。
私も一瞬そう思いました。(ド直球)
温泉郷というよりは、この写真だけ見るとただの商店街のようにしか見えないかもしれません。
(まだブラウザバックしないでくださいね。)
でも!温泉地は見た目で判断してはいけません!
共同浴場や旅館など、全国有数の素晴らしい
温泉を堪能できます。
というわけで、鳴子温泉の中で実際に行った
温泉のレポです!
1.1 義経ゆかりの湯 姥(うば)の湯
~お世話になりました~
まず最初にご紹介するのは、私と後輩君が1日目に
泊まった宿である「義経ゆかりの宿 姥の湯」です。
こちらの姥の湯は名前の通り、ざっと400年前から
営業する歴史的な湯治宿。
その歴史をざっっくり説明すると、
「義経の奥さん・北の方が産気付いてしもて、赤ちゃん無事
生まれたねんけど全く泣かへん。どないしよ。ほなあそこの温泉に入れてみよ。うわ泣いた。
こりゃ子供が啼くから啼子(なきこ)の湯やな!(暴論)」
という感じで、啼子→鳴子となり、文献に記された地理的条件から赤ちゃんが産声をあげたのが姥の湯の位置だと分かったため、
赤ちゃんの産声をあげさせる姥の湯!となったみたいです。
もちろん歴史的なだけでなく温泉も凄いのです。
4種類のお湯は泉質がそれぞれ異なり、
全て源泉かけ流し。なんてこった。
これが鳴子スタンダードだ。
(松〇山温泉とか、良い温泉が湧いてるけど
源泉かけ流しが少ないという温泉地は存在します)
鳴子温泉郷の凄さというのは、その源泉の多さ。
合計400か所以上あると言われており、多くの宿が
自家源泉を使用しています。普通の温泉地は、
数か所の大規模湧出地から引湯してくるのです。
草津温泉とかもそうだね。(一部自家源泉アリ)
ちなみに(?)草津なら万代源泉が好き。ビリビリ。
では気を取り直してお風呂の様子をどうぞ!
こちらが、4種類の温泉の中で一番人気の硫黄泉
「こけしの湯」。入ってみれば分かります。
適温かつ心地よいレベルの硫黄のかほりが
鼻腔を擽り、天にも昇る気持ちよさです。
では、分析書を見てみましょう。(唐突)
今回はちょっと頭が痛くなるかもしれません。
嫌な人は読み飛ばしてもらってもOKです。
ブラウザバックはしないでください。(念押し)
画質が粗くて申し訳ありません。
分析書を見てみると、硫黄泉ですが中性です。
含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉(硫化水素型)となっています。
これは、まず左から「特殊成分」である「硫黄」が
合計2mg/kg以上含まれていることを表します。
(具体的にはチオ硫酸イオン・硫化水素イオン・遊離硫化水素)
その次に、陽イオンの主成分がナトリウムで、
陰イオンは炭酸水素イオン・硫酸イオンを主成分として含んでいることが分かります。
成分表から泉質名が決定される時、
ミリバル%(mval)を見ることが必要です。
分析書では三列あるうちの一番右の列ですね。
(実際には書いてない分析書も多いです。)
mvalとは、mg ÷g(原子量×イオンの価数)で算出され
その割合が全体の20%を超えていれば、
泉質名に多い順で左から追記されます。
先日アップデートした万座温泉の記事を
御覧になった方は気になるかもしれませんが、
「万座の硫黄泉とここの硫黄泉は何が違うの?」
という疑問が生じます。ズバリ、違いとしては
・万座温泉は酸性であるのに対し、こちらは中性
・遊離硫化水素の濃度は万座の方が高い
・万座には無いor少ない炭酸水素イオンを含む
・メタけい酸はこちらの方が多い
など...。見た目は同じような白濁硫黄泉でも、
成分表を見てみると結構な違いですね。
硫黄の濃さは万座が上のようですが、
総合的に見ると「こけしの湯」の方が
お肌に優しい、低刺激な湯と言えるでしょう。
実際に入ってみた感想としては、若干肌がスルッとする印象を受けました。(ヌルヌルというほどではないが)
やはり、「美肌の湯」と形容される
炭酸水素塩泉の側面もあるようです。
また、湯温が適温で、他のお客様も少ない様子で
ほぼ貸し切り状態となっており、
ものすごくゆっくり出来ました。
後輩君はこけしの湯が一番気に入ったそうです。
長野だとあんまり入れないもんね白濁硫黄泉。
や
でも入れます!
(ダイレクトマーケティング)
あと白骨温泉とか。
温泉の楽しみ方というのは人それぞれですが、
「泉質について浴感・分析書を読み
温泉の特徴や他との違いを見つける」
というのは、非常に好奇心をかき立てる
知的な営みだと思います。
(普段使いの温泉では全くこんなこと考えてない)
さて、ここまで読んだあなたはきっと、
既に温泉沼の住民orハマる予兆がある人です!
Congratulations!
硫黄泉の説明が随分と長くなってしまったので、他の3種類の温泉については写真をご覧ください。
※本当は単純泉の方にも入りたかったんですが、
時間の都合上入浴できませんでした。
次回の課題としてとっておきます。
宿の雰囲気はやはり湯治宿。自炊をしている方が
多く居ました。部屋の様子を撮り忘れた...。
「伝統の湯治宿」ということで、綺麗なホテルとは
違います。障子も破れていました。テレビも無い。だが、それでいい。
宿の人も優しかったですし、快適なステイでした。
何より安かった。一人3400円!
1.2滝の湯(共同浴場)
こちらは、地域の方からも観光客からも愛される
共同浴場「滝の湯」です。一言でいうと、
200円で入れるクオリティじゃねぇ
ですね。
こちらも、白濁硫黄泉が味わえます。
浴室は撮影厳禁なので、画像を借用しました。
コチラの画像の、大きい浴槽は正直結構アツイ!
写真からは見えませんが、衝立の裏にある
細長の浴槽はぬるめの温度で、長時間OKです。
泉質は、「含硫黄・ナトリウム・アルミニウム
・カルシウム・鉄-硫酸塩泉」です。
鳴子温泉に来たら大体みんな入ると思います。
200円で入れていいのか...。
1.3 東多賀の湯/西多賀旅館
お次は、温泉好きなら誰でも知ってる!
この2つの旅館をご紹介します。
何故、2つの旅館を並べて書いたかというと、
この旅館はほぼ隣にあるんですね。
泉質も、両方とも硫黄泉です。しかし!
硫黄泉でも全然違う!!!
ってなわけで、それぞれ紹介します!
まずは「東多賀の湯」から!
こちらが東多賀の湯のお風呂。
いや~白いですね。真っ白ですわ。
この日も大人気で、あっという間に地元の人or
近隣から来た人で一杯になりました。
では、分析書を見てみましょう...。
泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素温泉(硫化水素型)。
先ほどの姥の湯・こけし湯との違いを考えると、
こちらの湯は硫酸イオンが72mval%と多いですね。
それと、マグネシウムイオンも含まれています。
匂いの違いとしては、コチラの方が
硫黄の香りが強かったと感じました。
浴感は少し肌がスベスベする、やさし~い感じ。
確かめるためにもとりあえず行ってみてね。
お次は、西多賀旅館のお湯!
なんというか、メロンみたいな色してますよね。
初めて見たときは本当に驚きました。
なんせ、すぐ隣の旅館と色が全然違う!
そして、アブラ臭が凄い!
鼻腔にボディーブローを喰らったかのような香り。
長野県ではなかなか味わえないですよ、これ。
ほんとに。だから鳴子って大好き。
入ってて泣きそうになりました。ガチです。
香りは強烈ですが、温度は適温で、
浴感としても優しいお湯だな~と感慨。
分析書はこのようになっています。
東多賀より炭酸水素イオン・塩化物イオンの
含有量が多いですね。
しかしここで一つの疑問が生じます!
「白色と緑白色の違いは一体どこから
生じているのか!?」
温泉に色がつく仕組みというのは、
例えば白い硫黄泉で考えると
「お湯に含まれる硫化水素が酸化して
硫黄コロイド(お湯に溶けず分散している粒子)を
生じる。その粒子が大きくなるにつれて、
粒子が全ての色の光を反射する(ミー散乱)ことで
我々の目に白く見える」
という理由があるのですが、
じゃあ緑色の温泉は...?
☞探してみたところ、一つ有用な論文を発見。
URL:http://www.j-hss.org/journal/back_number/vol60_pdf/vol60no2_119_133.pdf
東邦大学理学部の高松らによるものです。
少し難しいですが、読んでみてください。
※私もまだ読んでないので、読み終わったら追記します。
2.東鳴子温泉
東鳴子温泉は、鳴子温泉から2kmほど東にあり、
最寄り駅は「鳴子御殿湯駅」です。歩くとキツイ
かもしれませんが、電車があるので安心です。
各温泉地に(鬼首を除く)駅があるのも鳴子の魅力。
東鳴子温泉で撮った町並みの写真がこれしかありません。
私が温泉にしか興味が無いことが良く分かりますね。
(そんなことないですよ)
では、先ほどと同様に実際に入った温泉をレポ!
2.1 黒湯の高友旅館
~2日目お世話になりました~
毎回何故か肝心な外装写真を撮り忘れますね。
東鳴子温泉でまず最初にご紹介するのは、
私達が2日目にお世話になった
「黒湯の高友旅館」さんです。
名前の通り、コチラの宿では黒湯が有名。
大浴場の様子がこちら。
「黒湯」というと、東京都大田区蒲田のような
「モール泉」(植物起源のフミン酸を含む)も
ありますが、こちらのように
「硫黄泉で黒い」
というのもあります。
こちらは、お湯に含まれる硫化水素が
鉄と化合して黒色の硫化鉄が生じ、黒色の
湯の花として沈殿し、湯が黒く濁るみたいです。
(温泉好きには)超有名なのは、栃木県塩原温泉の
「大出館」ですね。(下線部クリックでHPに)
一度行ったことがありますが、匂いが凄くて
同行した部員がクラクラしてました。
ただ泉質書を見てみると、鉄の含有量は微量。
この微量でも硫化鉄になるのでしょうか...。
はたまた、硫化マグネシウムorカルシウム?
謎が残ります。
入ってみた感想は、
「匂いが凄くてめちゃ熱かった。」
加水するホースはありますが、45℃くらいまで
温度を下げるのになかなか時間がかかりました。
正直、熱い温泉に慣れていないと
厳しい温度でした。(特に後輩君は)
しかし、そんな人にも救済策はあります。
写真3枚目の「プール風呂」では、
優しい温度&ニオイです。
お部屋はこんな様子です。
テレビ・冷蔵庫・暖房など全て付いていたため、とても快適に過ごせました。
2.2 赤這温泉 阿部旅館
~こんないい思いさせてもろてええんか~
赤這温泉 阿部旅館さんは、
家族経営の小さなお宿ですが、
その※アットホームな雰囲気と絶品の料理で
鳴子温泉郷ファンには欠かせない存在です。
鳴子好きな人なら絶対知ってる。
※会社の求人に「アットホームな職場です!」と
書いてあるとちょっと察しますが、旅館だと嬉しいですよね!
こちらでは、2種類の泉質が異なる自家源泉を
所持しており、それぞれ貸し切りで利用可能。
しかも、日帰り入浴500円でOKです。
2つの浴槽の様子がコチラ。
1枚目の茶褐色のお湯は、単純泉ながら鉄分を
含んでいるため、鉄の香りが心地よいです!
2枚目の透明なお湯は炭酸水素塩泉で、
お湯の中には白い湯の花がゆらゆらしています。
溶き卵をスープにぶち込んだみたいな感じで、
お母さんの作ったスープが飲みたくなりました。
そして先述の通り、この2つの浴槽を
贅沢にも500円で貸し切り入浴出来るのです。
たった500円でこんな良い思いしていいのか。
また、阿部旅館さんでは料理も評判です。
1泊2食付きで7800円~!安すぎ!!
現在コロナの関係で営業自粛なさっているので、
騒動の終了後は是非どうぞ!私も行きたい!
公式サイトは➡こちらから
3.川渡温泉 共同浴場
熱いぞ!
いや~いいですね。この雰囲気。
写真から伝わりますかね、地元感。
川渡(かわたび)温泉は、鳴子温泉郷の一番東に
位置しており、東側の玄関口といった感じです。
(川渡温泉駅はあるけど、温泉地まで少し遠い。)
今回紹介するのは、川渡温泉で唯一の共同浴場。
見た目からしてザ・共同浴場。
真っ昼間に行ったので誰も居ませんでした
(むしろそれを狙ってた)
もし夕方行ってたらお爺ちゃんに囲まれるやつ。
温泉の様子がこちら。カランに浴槽と、いかにも共同浴場という様相を呈していますが、
なかなかクセが凄い色してますよね。
まさしくこの字みたいな。
この色、なんと呼べばいいのか...。
Twitterでは「うぐいす色」と表現されている方が
いらっしゃいました。うん、たぶんそれ!
またこちらの温泉、クセが強いのは色だけでなく
温度も。激アツ銭湯として有名です。
(後輩君は入れませんでした。私は5分でギヴでした。)
浴感としては、熱さもありますが...
何と言えばいいのか、
シャキっとする、ジジッとする感じ。
伝われ!!(伝わらない)
分析書はこちら↓
見辛くて本当に申し訳ありません。
温泉を前にすると興奮してまともな写真が撮れない
病気に罹患しています。
他にも旅館はあるんですけど、時間と経済的に
無理でした。老後の楽しみにとっておきます。
人生100年時代、あなたはどう生きますか?(唐突)
というわけで旅館組合のHPは➡こちら
4.鬼首温泉 目の湯
~目に効く?~
鬼首(おにこうべ)温泉は、鳴子温泉郷の北側に
ある温泉です。正直存在感が薄いなと思った。
そんな鬼首温泉の日帰り入浴施設が、
「せんとう 目の湯」です。
(もう一個すぱ 鬼首の湯 もあるけど冬季休業)
浴室の様子はこんな感じです。(シャワー有)
お湯はサラッとする感じでした。
泉質書を見ると、溶存物質総量が1000mg/kgに
満たないことが分かります。姥の湯の説明では、
「溶存物質のmval%で泉質名が決まる」と
書いたため、「ナトリウム-塩化物泉」ちゃうん?
と思うかもしれませんが、この基準値を下回ると
「単純温泉」に分類されます。
と、基準値だの何だの言うと
「ほな単純温泉って薄いってことやろ?
薄い温泉なんて温泉っぽくねぇな。去ね。」
とか考えちゃう人もいますよね。
(確かに塩素消毒剤+循環ろ過装置+加水とかいう
悲しい状況の商業目的掘削丸出し施設もあるけど)
小さな子供や虚弱体質の方・高齢者の方などは
いきなり成分&濃度が高い温泉(高張性という)に
入ると湯あたりしたり、体調を崩してしまう
可能性があります。となると、単純温泉は
そういった人にとってはベストで、ある意味
万人向けの温泉と言えるわけですね。
実際に、単純温泉の温泉保養地も多くあります。
例えば、長野県だと鹿教湯温泉が有名(?)です。
↓こんな感じの素敵なところです。来てね。
だけど、なんで目の湯なんでしょうか...。
たぶん目に良いからなんでしょうけど、
目に良い温泉ってどんな要素が必要なのか?
➡渋温泉の目洗湯とか...。
これからもっと勉強したいと思います。
5.中山平温泉 しんとろの湯
~絶句~たぶん日本一
中山平温泉は、鳴子温泉郷の中で西側に位置する
温泉地で、こちらのしんとろの湯は唯一の日帰り入浴施設です。
浴室は撮影禁止のため、公式HPから写真を引用しました。
浴室の写真からして、一見普通の温泉ですが...。
ぬっっっるぬる!!!
泉質は
「含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉」。
PHが9.4と高く、アルカリ性となっています。
アルカリ性の湯は、お肌のピーリング効果があり
ぬるぬるした肌触りで有名です。
長野県だと「白馬八方温泉」や「春日温泉」、
「昼神温泉」等が挙げられます。
そしてこちらのしんとろの湯では、名前の通り
とろっとろの化粧水のようなお湯を味わえます。
そして泉質書を見てみると...。
2枚目の「メタけい酸」の値がなんと...
754mg/kg!!!!
全国にはメタけい酸を多く含むお湯は沢山あるのです(別府の鉄輪温泉とかが有名)が、
ここが一番高い値なんじゃないかと思います。
メタけい酸は天然の保湿成分で、
メタけい酸が100mg/kg以上含まれると
「美肌効果がある」と言われています。
7倍以上あるんですけど...。
ここまでぬるぬるするお湯はなかなか
味わえないはずです。
あまりにもぬるぬるするのでお湯を顔に練り込みたくなりますが、浴槽内ではマナー違反なので
桶に掬ってから邪魔にならない場所でやろう。
とにかく、全人類が一度は入った方がいい温泉。
~まとめ~
今まで書いた記事の中で一番長くなりました。
最後まで見てくださった方はきっと、
本当に温泉が好きor個人的に私の知り合い
だと思います。やっほー、見てるー?
お読みいただき本当にありがとうございます。
コロナ収まったらサシ飲みしましょう。
ちなみに私はお酒呑めないです。
本記事では、鳴子温泉郷の温泉を行ったことが
ある範囲でなるべく自分らしいことを
書いたつもりです。グルメ情報や観光地とかは
る〇る〇ぶとかに乗ってますし。
私自身今回が2度目の鳴子で、(1度目はぶっちゃけ
しんとろの湯に入りに行っただけなんですが)
今回じっくり楽しめて大変満足しました。
しかし、まだまだ入ってみたい温泉や
泊まってみたい旅館が多くあり、これらはきっと
学生であるうちに踏破する等到底不可能です。
やはり鳴子温泉郷とは、その深すぎる魅力から
生涯掛けて通うべき温泉地であることはもはや
自明でしょう。通うにつれて、記事の内容も
濃くしていきたいと思います。
今のような若いうちは、様々な温泉地を巡って
経験値を得ることに重きを置いていますが、
そのうち自分の推し旅館&温泉を決めて、
そこに通い詰めるステージへと移行したいです。
おそらく私は大学卒業後も何かしらの形で
発信を続けると思うので、そのときは何卒宜しくお願い致します。
いつかきっと、
鳴子温泉が「東北の故郷」になる
日が来ることを願いつつ、
本レポートを閉じさせていただきます。
改めて、最後までお読みいただき誠に
ありがとうございました。
寝ます。おやすみなさい!
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深夜テンションで書いた記事のため、誤情報を
含む恐れがあります。ご指摘はコメントでお願いいたします。また、温泉ガチ勢の方から
ツッコミを頂くと、今後の研鑽になります。
(Twitterのリプライでもお待ちしております。)
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参考文献は以下の通りです。
やませみ(2000~)「温泉の科学」
https://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/special/sience_of_hotspring/sience_of_hotspring_index.htm
鳴子温泉観光協会公式サイト http://www.naruko.gr.jp/
古田靖志「温泉博物館」 岐阜県温泉協会公式サイト
http://www.gifu-onsen.jp/topic_museum/index.html
EuromenTravel「How To Write A Travel Guide 」https://euromentravel.com/editorial/how-to-write-a-travel-guide